伏見は昔から”伏水”と書かれたほどに桃山丘陵から流れ出る良質の地下水に恵まれております。
当蔵ではその中でも伏見七ッ井の一つにあげられている”白菊水”を仕込みに使用してお
ります。この水はとても酒造りに適しており、湧き出たそのままの天然水を使用しています。
| 伏見の七つ井 | |
| 白菊井 | その昔。白菊を植え、毎年きれいに咲かせて楽しんでいる不思議な翁がおりました。ある時翁が「もしも日照りが続いたらこの白菊が枯れてしまう。どうかこの白菊たちに露を恵んでください」と白菊を打ち振ってみると、そこから清水がこんこんと沸き出してきたと言われています。この沸き水のおかげで周囲の水田の稲も豊かに実ったといいます。 |
| 石井 | 御香宮に湧く御香水。その水のすばらしい香りが遠くまでとどいたことからこの名が付いたそうです。また、この水を飲むと病が治ると言い伝えられています。 |
| 常磐井 | その昔常盤御前が今若、乙若、牛若（源義経）を連れて大和に落ちのびて行くときにこの井戸で足をすすいだ事からこの名前が付いたそうです。 |
| 春日井 | 江戸町 |
| 苔清水 | 桃山筑前台町 |
| 竹中清水 | 清水町 |
| 田中清水 | 竹中町 |